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玉置浩二さんはよく「愛」という言葉をインタビューで使う。歌詞でも「愛」という言葉がよくでてくる。
玉置浩二さんの愛は,私たちの愛とはかなりちがう。
玉置さんは,自分のことを,歌うためにこの世界に生まれてきたと,そう確信されているんじゃないかな。魚が水の中を泳ぐように,鳥が空を飛ぶように,玉置さんは歌う。
それは自分が探した役割というよりも,たぶん与えられた役割のよう。自然。
玉置さんの愛というのは,そういう与えられた役割を精一杯演じ切っているところに生まれてくる。背伸びしたり,いいかっこをしない。自分のできることをきっちりとやりきる。そういう感覚を愛と感じているんじゃないかな。玉置浩二さんは。
ひとは愛するために生まれてきたという。玉置さんにとっては,それは,愛することというのは,歌うことなのでしょう。
私たち,それぞれにも,人生が私たちに与える役割があるはず。それが何なのか気づくことがはやくできればありがたいこと。
玉置さんは歌うために生まれたことを3歳で分かったという。
私たちがそれぞれの役割にいつ気づくか,それはそれぞれ。
もしかしたら,死ぬ前に気づくのかもしれない。それもあり。もしかしたら,死ぬ前で気づかないかもしれない。それも,またひとつの人生,それもあり。
でも,できたら,みんながそれに出会えたらいいなあと思う。特に今苦しんでいるひとたちには。
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この雑誌には玉置浩二さんのインタビューが載っています。とても興味深いインタビュー。全然,考え方がちがう。今の社会に絶対必要な考えじゃないかな。多くのひとが救われるはず。かなり,おすすめです。
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