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概要 このページでは,神社の紹介を通じて,地元の歴史に興味をもってもらえることを目的に作成しています。
高島八幡神社
住所
〒772-0051 徳島県鳴門市鳴門町高島山路
駐車場
駐車スペースは確認できませんでした。近くに公民館があるので,そこで駐車できます。駐車場から神社までは歩いて2分程度でしょうか。
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後ろに見えるのは小学校。神社は左手にあるが,駐車スペースがどこかわからない。
祭神など
応神天皇,事代主命,仲哀天皇,足利義稙公,神宮皇后,大山祇命。
感想
仕事で徳島県鳴門市に行きました。近くに神社が見えたので,無事に仕事が終わったお礼にと訪ねてみました。静かな杜のなかにある神社です。
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拝殿は明かりがついており,周辺もしっかり草刈りされており,地元のひとが丁寧に管理されていることがわかります。しかし,残念ながら拝殿はかなり老朽化しているようでした。
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明かりがついており,きれいに草は刈られているが。
令和の大改修
拝殿には「高島八幡神社 令和の大改修 募金のお願い」という張り紙がありました。ちょうど現在募金活動をしており,令和7年1月には工事に着工し,同年10月には完成予定とあります。1万円以上寄付した方には,名前を刻んだプレートを拝殿に飾る予定とあります。寄付に関する問い合わせは,以下のところが指定されていました。
- 鳴門公民館 088-687-1528
高島八幡神社の沿革
以下,張り紙にあった高島八幡神社の沿革に一部加筆してみました。
1577年,藩主の指示により,益田大膳が播州から馬居・大谷氏を招き,塩田の技術を学びました。以降,鳴門の塩は重要な産業のひとつになっていきます。
1598年,淡路塩谷村にある八幡宮の分霊を勧請して,氏神としたのが高島八幡宮の始まりだといいます。当時,淡路から塩田事業者がこの地に移住してきたのですが,それにともなっての勧請だったといいます。社殿は 1738 年にたちました。1868年には村社となり,塩田にかかわっていた塩田家の庇護のもと,氏子の御心により立派な神社となったといいます。
1972年,塩田が埋め立てられ,塩田家も製塩を廃業することとなりました。以降,神社を管理する者が不在となります。自治会会員が神社総代を務めていたこと,婦人会が年会費の徴収をしていたことから,神社の管理は平成元年より自治会が行うことになりました。
しかしながら,この地域の住民のなんと8 割が他の地域から流入してきたひとびとで,この高島八幡神社に関心をもつひとは少ないとのことです。必要とされる工事費は 5,000 万円といいます。
同じようなことが全国の多くの地域で起きているのではないかと思います。関心を持たれた方は鳴門公民館 088-687-1528 に電話されてみてはいかがでしょうか。
関心を持たれた方へ
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