【絶望する前に見て】居場所がないと悩むあなたへ。八咫鏡が教える居場所の見つけ方

人生は,自分の居場所を探す旅です。 あるひとは,その旅のなかで自分を見失っているひとがいます。居場所がみつからなくて絶望しているひとがいます。あなたが今そんな苦しい思いをしているなら,ぜひ訪れてみてほしい場所があります。それは、岡山県にある穴門山神社。

昔、第十代崇神天皇の時代のこと。天照大御神の御霊代であるやたのかがみは旅をしていました。祀られるにふさわしい場所を求めての旅でした。神のみたましろでさえ、安住の地を求めて各地をさまよったのです。途中,岡山の,穴門山神社にも鏡は訪れたと言い伝えられています。

この,穴門山神社。 鳥居をくぐってから拝殿まで、およそ一八〇〇メートル。道中は、美しい自然。 こんなに清らかで美しい場所であっても、鏡の安住の地にはならなかったのです。私たちは神社の美しさに驚くとともに,安住の地を見つけることの難しさに気づきます。鏡はまたこの穴門山神社をあとにして、次の旅を続けることになります。

神の御魂が宿る八咫鏡でさえ、最終的な居場所を見つけるのに、八〇年という長い月日を必要としたのです。 あなたが今、居場所を見つけているなら、それはとても素晴らしいことです。しかし,見つけていなくても、それは決して絶望することではないのです。

私たちの一生は、自分という名の鏡を磨き、真の居場所を探す旅なのですから。 そんなことを気づかせてくれる岡山県にある,穴門山神社。 帰り道には、明日もがんばってみようという気持ちになっていることでしょう。

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