[ お守り ] ガン封じのお守りは,わらにもすがるひとの気持ちにつけこむ悪徳商法ではないか?

死因別の死亡率の第一位はガンです。腫瘍の発生を抑えるとうたった薬が実は全くのインチキだったらどうでしょう。単なるビタミン剤だったとしたら。

到底許すことはできないでしょう。

ところで,世の中にはガン封じのお守りであったり,お札だったりがあります。ガンの治療を行なっているひとが身内にいるひとは購入したひとも多いのではないでしょうか。

しかし,お守りやお札を買ってガンが治るはずもありません。いや,そんなこと百も承知だよ,気持ちだよ,気持ち。それにたかが 500 円や 1,000円じゃないかというひともいるでしょう。

しかし,ガンと診断されて,目の前が真っ暗になっているご本人や家族のうちには,ワラにもすがる思いで,そうしたお守りやお札を購入されるひともきっといるでしょう。助かりたいと思って,買っているわけです。その紙切れになにか効能があるのでしょうか。ガン封じのお守りなどは,ひとの切なる思いにつけこむ,悪徳商法であるとわたしは思います。

そんなものに一生懸命働いて得たお金を使うのでしたら,国立がん研究センター基金に寄付したほうがよっぽど生きたお金の使い道だと私は思います。

  • 国立がん研究センター基金 [link]

ガン封じと称した商品を扱っている神社を以下列挙していきます。

ガン封じを扱う神社

「ガン封じ」を謳ったお守りを販売していることが確認できた神社です。

  • 鳥森神社 [Link]
  • 行田八幡神社 [Link]
  • 菅原院天満宮神社 [Link]
    • 境内にある梅丸大明神が「ガン封じ」の力があるとサイトで謳っています。このような言い方は確かに人心を惑わすものです。修験道に対するイメージも悪くしています。
  • (以降,続きます)

注意

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